投資をしている同僚がいるけど、俺にもできるのかな。
仕事が忙しくて投資なんてやる時間ないわ。
こういう疑問にお答えします。
この記事を書いた人
✔ ゆずの木(@shinTFP1)
✔ 小学校教師10年目
✔ FP3級
✔ 投資歴2年目
✔ 含み益6桁
結論から言うと、学校の先生は投資をした方が良いです。
私も投資を始めて2年目になりますが、コツコツ利益を生んでいて将来の不安が少なくなっていますし、お金や経済の知識が増えて授業にも役立っています。
本ブログサイトでおすすめしている初心者向けの投資方法は、一定の勉強をしれば、後はほったらかしでできる投資方法ですが、そもそも先生方は教養のある方ばかりなので、すぐに習得できると思います。
本記事を読んでいただければ、自分の人生も、教員としての力量もアップするきっかけになるはすです。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
教師こそ投資をするべき7つの理由
①退職金以上の収入が期待できる
マイナビニュースによると、教育公務員の退職金は、約2,200万円とされています(60歳定年時)。
例えば教員生活を30年として、毎月3,300円を年利6%で30年間積み立てた場合どうなるでしょう。
投資元本1,188万円に対して利益が2126.9万円。トータルリターンが約3,300万円になります。
すっげえ!!
これは都合の良い条件を当てはめた訳ではなく、この利回り6%という数字も結構現実的な数字です。
毎月3万3,000円という数字は、積立NISAを活用した際のほぼ満額の積み立て額になります。
当然、今後30年間の利回りが6%で運用できるという保証があるわけではありませんが、とても期待の持てるシミュレーションだと思います。
ちなみに、このシミュレーションは金融庁ホームページから見ることができます。各家庭の条件に合わせて色々とシミュレーションしてみてください。
いずれにしても、これからの人生100年時代において、退職金以外にもこれだけの収入が期待できるとなると非常に心強いですよね。
②忙しい教員でも簡単にできる
本ブログサイトでおすすめしている投資方法は投資信託という金融商品に投資することです。
投資信託は初心者でも簡単で、かつ、一度手続きをすれば後はほったらかしでいい投資方法になっています。
企業分析をしたり、チャートを勉強したりする必要もないので、忙しい学校の先生でも気軽に投資することができます。
投資信託の詳しい解説については、下記の記事も参照されてください。
③経済のニュースが読めるようになる
毎日のニュースでよくこんなワードを耳にすると思います。
- 日経平均株価
- TOPIX
- NYダウ
- S&P500
学校の先生といえど、経済の勉強していないと実は説明できないワードかと思います。
(じゃなかったらスミマセン。)
しかし、投資信託をするに当たっては避けて通れないワードです。
投資をすることで、ニュース見ながら
ほぉ~、S&P500絶好調だな。
日経平均株価まだ、最高値更新しないのか~。
などと言えるようになりますよ(笑)
④お金の知識が増える
投資を始めたら、お金の情報があなたに近寄ってきます。
これ、ホントです。色々調べているうちに、Googleがそういう関連情報ばっかり提供してくるんです。
気付いたときには色々とお金の知識が増えていきます。
すると、保険の見直しを自分でできるようになったり、ふるさと納税を始めてみたりと、多方面で家計が楽になるような行動ができるようになります。
⑤教育観がアップデートされる
「教育観のアップデート」という言葉は、さる先生の『学校ゲームチェンジ』という本から引用した言葉ですが、まさにこの言葉がしっくりきます。
投資をすることでお金の知識が増えることは先述しましたが、投資の勉強をしてると、普段、学校の先生が触れることのない価値観にたくさん触れることができます。
言葉を選ばずに言うと、その価値観は『学校の価値観が時代遅れ』であることに気付かせてくれます。
私たちが「学校」という閉ざされた場所であくせくと働いている間に、世の中の価値観は時代の変化と共に急速に変化しているのです。
「あ~、子ども達はこれからこういう時代の中で生きていくんだな。」
こう思うだけで、子ども達への声かけや生徒指導の仕方などが大きく変わっていきます。
⑥授業力が高まる
「教育観がアップデート」されると、授業力も高まります。
私の場合は小学校教諭でほぼ全教科を担当しますが、教科横断的に、授業の中に常に「キャリア学習」の視点を持つようになりました。
特に、高学年の社会科や国語科、総合的な学習の時間などではその視点を生かしやすいです。
先ほど紹介したさる先生の『学校ゲームチェンジ』では、その辺の話がより深く、より詳しく書かれています。
全教師に読んでほしい一冊です。ぜひ、読んでみてください。
少し「投資」と離れたような気がするかもしれませんが、私の中では確実につながっています。
2022年4月より、高校家庭科で「投資信託」について学ぶようになります。 「貯蓄から投資へ」というスローガンは聞いたことがあるかと思いますが、実は国も今は投資を推奨しています。高校の授業に入ってくる金融教育は、今後、より一層重要性を増していくと思います。
⑦ブラック労働に対する心のゆとりになる
先生方、日々の業務お疲れ様です。
学校の仕事はほんっっっと~に忙しいですよね。
朝、出勤してから退勤するまで休憩なしのぶっ通し。
帰る頃にはヘトヘト。
でも、投資を続けて資産が増えていくと、働き方にも選択肢が生まれてきます。
必ずしもフルタイムで働かなくてもよくなります。
この考え方は極論かもしれませんが、今後は、本務としての教職を早期退職して、非常勤講師等で時間にゆとりを持って働く人も出てくると思っています。
(私もひっそりとその働き方を考えています。)
投資は公務員に認められている副業の1つ
そもそも、教師の投資は法律的に大丈夫か?
公務員は、法律で副業が制限されていますが、投資は問題ありません。
普段、意識していないかもしれませんが、微々たる額ながら、銀行預金も利息が発生するという意味では投資の一種です。
ですので、法律的な面では問題なしです。
教師こそ投資を!
以上、教師こそ投資をするべき理由をお話しました。
教師による投資は、自分の人生を豊かにし、教師としての力量をも高める力を持っています。
日本人には「投資は悪」「投資はギャンブル」みたいなイメージが根付いていますが、学べば学ぶほど、投資は全国民に知ってほしい分野だと思います。
投資するかしないか別として、普段の会話でフツーに登場してほしい話題です。
時代の変化が激しい世の中において、社会に敏感な教育をするためにも、たくさんの教師が投資をして、職員室でも気軽に投資の話ができるようになればなと思います。
さいなら~♪
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