「投資」の利回りの目安ってどれくらいだろう?
こんな疑問にお答えします。
この記事を読めば、インデックス投資の平均利回りが分かり、相場感が身につきます。
この記事を書いた人
✔ ゆずの木(@shinTFP1)
✔ インデックス投資歴2年目
✔ 含み益6桁
あなたは、もし、コンビニに3000円のコーヒーが売ってたら買いますか?
高っ!!
絶対買わないでしょ!
「高いっ!」って思いますよね。それは、皆さんがコーヒーの価格の相場を知っているからです。
でも、その相場を知らなければ何も分からず買っちゃう可能性もあります。
同じように、投資に関してもリターンの相場を知ることで、怪しい情報にだまされたり判断を誤ったりする可能性はぐっと低くなります。
今回の記事を読んでいただければ、リターンの相場感が身に付き、投資の失敗を避けることができます。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
今回の前提
投資と言っても、投資には様々なジャンルがあり、それぞれリターンが異なります。
代表的な投資のジャンルには、以下のようなものが挙げられます。
また、株式投資を1つとっても、単純ではありません。
✅投資先は日本か米国か欧州か新興国か。
✅グロース株か割安株か。
✅アクティブ投資家インデックス投資か。
これらの違いによって、期待できるリターンも異なってきます。
これらすべての投資をひとくくりに語ることはできないので、今回は、本ブログサイトでオススメしている以下の投資手法についての期待リターンを前提としたいと思います。
それって、どういう投資なん?
ここでは詳細は割愛するけど、米国の大企業500社に分散投資するってこと!
インデックス投資については、下記の記事にて、分かりやすく説明しています▼▼▼
インデックス投資の平均利回り
平均利回りは7%~10%
今回の前提となるS&P500指数の過去49年(1970年~2018年)のリターンを調べて見ると、平均値は次のようになりました。
配当含まない場合 | 約7% |
配当含む場合 | 約10% |
正確には、もう少し細かい数字になるのですが、ここではざっくりとした説明のため、小数点以下は四捨五入して説明します。
7%~10%のリターンが大体の目安だね。
毎年7%~10%増えるの?
平均値で考えると、毎年元本の7%~10%増える計算になりますが、実はそう単純ではありません。
平均利回りを見るときの注意点
次のグラフを見て下さい。
このグラフは、1927年~2017年までの年別リターンを表しています。
左の赤いグラフはマイナスの年
右の緑のグラフはプラスの年
になります。
そして、平均値である7%~10%のラインに印を入れてみると・・・?
ほとんど平均から外れてるやん!
そう!!
平均はあくまで平均。
株価のブレは結構大きいんです!!
グラフからも分かるように、リターンが平均値に収まることはほとんどありません。
大きなリターンを生む年もあれば、大きな損失を生む年もあります。
そういう、大きなリターンのブレの中で、7%~10%という平均利回りが算出されています。
つまり、毎年平均的に資産が増えていくと思ってはいけないということになります。
ただ、見ても分かると思いますが、赤いマイナスのグラフより緑のプラスのグラフの方が多いですよね。
赤いグラフ(マイナス)25回
緑のグラフ(プラス)67回
このことから、
今回の例のようにS&P500に投資をしている場合、確率論的には長期的にリターンを期待して良いと言えます。
まとめ
今回は、初心者にオススメかつ王道の投資スタイル「S&P500指数」に投資した場合を例に、投資の平均利回りを紹介しました。
そこで分かったことは
✅過去49年の平均リターンは7%~10%。
✅実際、平均幅に収まっていることはほとんどない。
✅30%~40%とリターンが出る年も珍しくない。
✅同様に同じくらいマイナスになることもある。
✅トータルで考えるとプラスになることが多い。
投資を始める上で大切なことは、
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プラスのリターンが確約されている年はない
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ってことを知っておくことです。
投資を始めた年にマイナスになる可能性もありますが、そういうものだと分かっていればうろたえることはないでしょう。
リターンの相場感が身についていないと、次の様な失敗をする可能性が高くなります。
全部ゴテゴテやん!
そもそも、本ブログサイトでオススメしているインデックス投資は長期投資を前提としています。
短期の株価変動によって売ったり買ったりを繰り返すことは失敗のもとです。
じっくり、慌てず、気長に保有し続けましょう。
それでは、今回の記事が参考になれば嬉しいです。
さいなら~♪
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