投資始めたけど、もう少しリターンが欲しいな。
こんな悩みを解決します。
この記事を書いた人
✔ ゆずの木(@shinTFP1)
✔ インデックス投資歴2年目
✔ 含み益6桁
✔ FP3級取得
✔ 家計見直し7.6万円改善に成功
結論を先に述べると、投資のパワーアップ化を図る方法は、
投資元本を増やすことです。
投資のリターンは次の様な計算式で成り立ちます。
投資リターン=投資元本×利回り
投資初心者に利回りを上げるのは至難の業です。
ですから、本記事では投資元本を増やすためにできることを紹介します。
ぜひ、最後までお付き合いください。
投資元本を増やす考え方
資産=収入ー支出
毎月の収入から支出を引いたお金の一部が投資の元本になると思います。
しかし、来月から収入を増やしましょう!といってもすぐにできることではありません。
むしろ、それができれば投資しなくてもいいって感じですよね(笑)
すぐにできる投資元本を増やす方法は支出を減らすことにあり!
なんやそれ。
当たり前すぎるやろ!
この当たり前は意外に見落とされがち!
すごく地味な解答かもしれませんが、とても大切で奥が深いことなのでもう少しお付き合いください。
資産を最大化するために投資は必須です。
しかし、投資は元本に対しての割合でリターンが発生するため、元本が大きいほどリターンが大きくなります。
その元本を大きくするためには、支出を減らすことを意識する必要があります。
要するに生活費をケチれってこと?
そうじゃないよ。
ケチることなく支出は減らせるんだ。
支出の減らし方については後述しますが、ここで抑えておきたいポイントは、
①ケチることなく支出を抑えて
②手元資金を増やして
③投資に回す
ということです。
来月からいきなり収入をアップさせることは難しいですが、支出ダウンは工夫しだいで大いに可能です。
以下に、支出を減らすポイントについて解説します。
支出を減らす方法
ここで紹介する「支出を減らす」ポイントは、毎月の固定費を下げることです。
具体的には以下のような項目です。
簡単に説明するね。
1つ1つ細かく説明すると長くなってしまうので、ざっくりと解説します。
①生命保険料
みなさんは、毎月いくら保険料を支払っていますか?
生命保険文化センターの調べによると、
2018年の生命保険料の平均は月額約3.2万円だそうです。
まあ、そんなもんやろ
実はお金の専門家たちによると、日本人は保険に入りすぎとのことです。
日本には「健康保険」「国民健康保険」という世界的に見てもレベルの高い公的保険制度があり、20歳以上の国民は全員加入しています。
この公的保険制度があれば、大抵のことはカバーできます。
経済的根拠のない「安心」に毎月何万円も支払っていては家計は向上しません。
必要な生命保険は、掛け捨ての生命保険。
年齢等の条件にもよりますが、3000円程度で加入できます。
平均的な約3.2万円の保険に入っている人であれば、これだけで月約3万円の節約に成功しますね。
ぼくは夫婦で9万円分解約しました(笑)
どんだけ入ってんねん!
✅生命保険の見直しで月額3万円節約!
②通信費
菅さんが首相になってからは度々スマホの通信費の話題が取り上げられているので、多くの人がプラン変更に足を運んでいることでしょう。
しかし、私の肌感的には手続きの面倒さを理由に、まだ月額1万円近く支払っている人も多くいる感じがします。
手続きめんどくせ~
今はSoftBank、docomo、au、楽天の主要キャリアも価格を下げていますが、格安SIMを使えば月額2000円以内にすることも可能です。
現在1万円支払ってるなら、月額8,000円節約になります。年間で考えると9.6万円。
夫婦や家族あたりで考えたら節約額はさらに大きくなります。
これは大きいよ~!
✅格安SIMへの変更で月額8,000円節約!
③節税
サラリーマンや公務員は普段なじみのない「節税」ですが、オススメの節税があります。
・iDeCo
iDeCoとは投資で個人年金を準備する制度ですが、掛け金が全額所得控除になります。例えば、次の例だと毎年3.6万円税金が軽くなります。
[例]
・32歳会社員
・年収400万円
・毎月2万円積立て だと
毎年3.6万円(月額3,000円)節税
✅iDeCoの利用で月額3,000円節約!
・ふるさと納税
ふるさと納税は、任意で選んだ自治体に納めた寄付額の3割程度の返礼品がもらえる制度です。
しかも、寄付額のうち、自己負担額は2000円で、残りの差額は税金還付という形で翌年かえってきます。
ぼくを例に挙げるとこんな感じ。
【寄付額】6万円(5.8万円は翌年税金免除で還付)
【返礼品】お米5キロ×8ヶ月
【自己負担額】2000円(楽天ポイントで支払い)
実質、自己負担額0円でお米5キロを8ヶ月手に入れています。
金額換算(お米5キロを2000円とする)すると、年間1.6万円(月額1,333円)お得。
奥さんの買い物負担軽減にもなっています☆
✅ふるさと納税×楽天経済圏で月額1,333円節約!
合計4万円の固定費削減
上述した固定費削減を全て合計すると、次のようになります。
✅生命保険の見直しで月額3万円節約
✅格安SIMに変更で月額8,000円節約
✅iDeCoの利用で月額3,000円節約
✅ふるさと納税×楽天経済圏で月額1,333円節約
✅合計42,333円節約
上述したように固定費削減によって支出を減らせば4~5万円家計が改善することも珍しくありません。
その金額を投資に回すことでさらに大きなリターンを期待することができます。
積立NISAもう一本買えるやん!
資産形成のためには投資は必須です。しかし、財布に穴が空いていては貯まるものも貯まりません。塞げる穴は塞いでいきましょう。
具体的には「保険」「通信費」「節税」など。
また、今回は触れていませんが、ミニマリストの考え方を学ぶのも支出を減らすためにはとても参考になります。
これら上記したものは、ケチケチせずに取り組めるのがポイントです。
そして一度手続きをすれば、その後、毎月数万円の家計改善が維持できるのがポイントです。
この労力も投資の一種です。
そこで浮いた金額と、元々用意していた投資元本を合わせることでリターンの最大化を図っていきます。
貯金と投資の割合
ただし、貯金0で全額投資は危険です。
保険を解約する分、医療費の確保も必要です。
急に職を失う可能性も否定できません。
家族構成や職業等にもよりますが、100万円~200万円程度の貯金の確保は必要でしょう。
その上で、余剰資金は投資に回していきましょう。
お金の勉強はマスト
今回紹介した内容は、知っているか知らないかで家計に与えるインパクトが大きく変わります。
ただし、これらの知識は、家でグータラしているだけでは獲得できません。
お金の勉強はマストです。
学べば学ぶだけ、実践すればするだけ生活が良くなっていくのを実感できるのでとても楽しいですよ。
それでは、今回の記事がみなさんの参考になってくれたら嬉しいです。
さいなら~♪
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