資産形成のために投資に興味があるけど、忙しくて勉強する時間がないなぁ。
私にもできる投資方法ってあるのかしら。
こういう悩みにお答えします。
この記事を書いた人
✔ ゆずの木(@shinTFP1)
✔ FP3級
✔ 小学校教師
✔ インデックス投資歴3年目
✔ 含み益6桁
投資は教師に認められている副業の1つです。
現在、投資をしている教師はそう多くないとはいえ、証券口座開設数が年々増加傾向にあることを考慮すると、資産運用を検討する教師も増えてくると考えられます。
個人的には、資産運用する人の方がメジャーになると思っています。
しかし、教師は非常に忙しい。
投資の勉強をする時間もなかなか確保できないかもしれません。
そこで今回おすすめするのがインデックス投資です。
このインデックス投資は、専門的な知識がなくてもほったらかしで始められる投資方法です。
本記事では、インデックス投資の簡単な説明と、忙しい教師にこそオススメできる3つの理由について解説したいと思います。
先に結論を述べると次の3つになります。
✔ ほったらかしで運用できる
✔ 専門的な知識がいらない
✔ 教師としてのスキルも高まる
この記事を読むことで、「教員投資家」というめちゃめちゃかっこいい肩書きを手に入れることができます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
インデックス投資とは
日経平均株価、TOPIX、S&P500指数、NYダウなどの株価指数は、私たちに経済全体の景気動向を教えてくれます。
インデックスとは指数のことで、日経平均株価などの株価指数に投資することをインデックス投資といいます。
もう少し具体的に説明します。
例えば、日経平均株価とは、日本の東証一部上場を代表する225銘柄で算出されています。この225銘柄をパッケージにしたファンド(投資商品)があり、このファンドに投資すると、日経平均株価に連動したインデックス投資をするという意味になります。
「iシェアーズ・コア日経225ETF」というファンドがあります。
これが、日経平均株価に連動したインデックスファンドの代表例で、日経平均株価指数を算出する対象となっている225銘柄がすべて詰め合わせたファンドになっています。
このファンドに投資した場合、日経平均株価指数の上下とともに、 iシェアーズ・コア日経225ETF の株価も上下することになります。
同様に、TOPIXに連動したインデックスファンドやS&P500指数に連動したインデックスファンドもあります。
このように、株価指数は、経済全体の指標を把握するために算出されている指数のことをいいます。
そして、これらの株価指数に連動するインデックスファンドに投資をすることで、市場平均的なリターンをねらう投資方法のことをインデックス投資といいます。
インデックス投資についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧下さい。
教師にオススメできる理由
さて、では特定の株価指数に連動するインデックスファンドがなぜ教師にオススメなのか解説していきます。
①ほったらかしで運用できる
インデックスファンドは、長期投資向きの金融商品です。
ですので、一度購入したらやることはありません。基本、ほったらかしです。
後は定期的にコツコツ買い増していけば、長期でリターンの最大化をねらうことができます。
買い増すのもスマホでポチるだけなので簡単です!
もし、定期的な買い増しも面倒くさかったり忙しくて難しかったりする場合には投資信託がよりオススメです。
なぜなら積み立て設定ができるからです。
積み立て設定をしておけば、本当にほったらかしです。
忙しい教師でもほったらかし運用で市場平均のリターンがねらえます。
ところで、「投資信託」って新しい言葉が出てきたけどなんぞや?
投資信託について詳しく知りたい方は▼こちら▼の記事をごらんください。
②専門的な知識がいらない
インデックスファンドは特定の株価指数を算出する際に使われている会社と同じ銘柄が詰め合わせになっている金融商品です。
したがって、自分で企業分析したりチャートを読んだりする必要はありません。
最低限必要な知識は、王道の株価指数を知ることです。
結論から言うと、オススメのインデックスファンドは
✔ アメリカのS&P500指数に連動するファンド
✔ 全世界のMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動するファンド
必ずしもこの2つだけ!ということではないですが、この辺りは王道で実績十分なので、オススメです。
えっ?日本のインデックスファンドはオススメじゃないん?
残念ながら、今のところ日本のインデックスファンドは多くの投資家からは愛されていません。失われた30年と言われるほど、日本は長期にわたって低成長時代が続いているのです。
③教師としてのスキルも高まる
これは体験談ですが、私が投資をやって良かったと思うことの1つが「教師としてのスキルが高まった」ことです。
教師は、環境的にもクローズドな場所で働いていて他業種との交流もほとんどありません。
利益を上げる職業でもないため経済活動とはほど遠い場所にいます。
しかし、目の前にいる子ども達の多くは公務員ではなく民間で働くことになるでしょう。
私たち教師が経済活動について無知なのは良くないことだと思いませんか?
しかしながら、投資をすることで経済について関心を高め、知識を増やすことができます。
また、キャリア視点的な視野も広がります。
そのことによって、授業においても生徒指導においても子ども達への接し方が変わっていくのです。
▼詳しくはこちらから▼
オススメの投資商品(ファンド)
では、具体的にはどのファンドに投資すればよいのか、オススメを紹介したいと思います。
先述したアメリカのS&P500と全世界株式が王道の投資先ですので、ここでもこの2つについて取り上げます。
以下に挙げるファンドは王道なファンドで、多くの投資家が愛しているファンドです。
投資信託 | ETF | |
アメリカ S&P500 | eMAXIS Slim米国株式S&P500 |
VOO、SPY、 |
全世界株式 | eMAXIS Slim全世界株式オール・カントリー | VT、SBI・全世界株式・インデックスファンドなど |
ここで、ETFという新しい概念が登場しましたが、ここでは難しく考えないでも大丈夫です。
投資信託と似たような性質を持っていますが、購入方法に以下のような特徴があります。
✔ 投資信託は積み立て購入に適している
✔ ETFはスポット購入(買いたい時に買う)に適している
これぐらいの認識でOKです。
どちらを選んでもOKですが、忙しい教師の場合は投資信託の方がよりいいかもしれません。
「インデックス投資」のはずだったのに、「投資信託」とか「ETF」とかよく分からなくなってきたぞ。
ここは投資の勉強のふんばりどころですね。
「インデックス投資」「投資信託」「ETF」を整理すると次のようになります。
積立NISAを活用しよう
投資で利益を得た場合には、所得税として、利益の20%が課税対象になるのをご存じでしょうか。
20%ってなかなかデカいです。
しかし、積立NISAという制度を活用すると非課税になります。
「ま~た新しい言葉が出てきた!」と思っている方がいらっしゃったらすみません💦
利益を最大化するためには避けて通れない言葉なんです。
「積立NISA」は買い物カゴのようなものだと思ってください。
このカゴにファンドを入れて買えば、非課税になるって認識でOKです。
これは政府が国民の投資を推奨するために準備した制度で、投資家は全員使っている大変ありがたい制度なんです。
下記の記事をご覧頂くことで、より理解を深めることができると思います。
ぜひ、参考にしてください。
やっぱり教師にはインデックス投資
今回はいろいろと難しい用語が出てきたかもしれませんが、とりあえず理解してほしいのは、教師の投資にとってインデックス投資が最適解ということです。
理由は次の3つです。
✔ ほったらかし運用ができる
✔ 専門的な知識がいらない
✔ 教師としてのスキルも高まる
冒頭にもお伝えしましたが、年々、投資家は増えています。
資産形成において、投資が必須アイテムになる時代がすぐそこまで来ているんです。
教師の給料は上がりにくいけど、安定して高水準の給料がもらえるため、投資に向いている職業だと思います。
インデックス投資で資産形成始めまてみませんか?
さいなら~♪
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