老後のお金が心配だけど、貯金が貯まらないな~。
最近、投資をしている人が増えてるみたいだけど、投資ってどうなんだろう。
こういう疑問にお答えします。
この記事を書いた人
✔ ゆずの木(@shinTFP1)
✔ インデックス投資歴2年目
✔ 含み益6桁
✔ FP3級取得
私は、2020年4月に積立NISAを開始し、S&P500に連動するインデックス投資をしています。
そして、資産形成についてさらに学びたくなりFP3級の資格も取得しました。
その中で確信したことがあります。
それは、株式や投資信託などの投資は、資産形成をする上で全うな手法だということです。
なぜなら、FP試験の学習項目の中に株式や投資信託に関する内容があるからです。
FP(ファイナンシャルプランナー)は、資金面でライフプランニングを行う専門家です。
ライフプランを行う上で株式や投資信託について学ぶ必要があるということは、資産形成の手法として全うだと言えます。
そこで、今回は、FP3級の参考書に構成されている内容、特に金融資産の項目について取り上げてみたいと思います。
FP3級の6つの学習項目
FP3級の学習項目は、次の6つのチャプターから構成されています。
チャプター | 具体的内容 |
(1)ライフプランニングと資金計画 | FPの概要、社会保険について |
(2)リスクマネジメント | 生命保険や損害保険等の仕組みや内容について |
(3)金融資産運用 | 金融・経済の基本から債券、株式、投資信託等の投資について |
(4)タックスプランニング | 所得税の計算の仕方について |
(5)不動産 | 不動産の売買契約や不動産に関する法令等について |
(6)相続・事業継承 | 相続に関する法律の基礎知識や相続税、贈与税について |
以上の6つの学習項目は、資産形成の上での正攻法6選になるわけです。
その中で、チャプター(3)「金融資産運用」ではどのようなことを学ぶのか、さらに紹介したいと思います。
チャプター(3)金融資産運用
(3)「金融資産運用」のチャプターは、さらに9つのセクションに分けられています。
①金融・経済の基本
②セーフティネットと関連法規
③貯蓄型金融商品
④債券
⑤株式
⑥投資信託
⑦外貨建て金融商品
⑧金融商品と税金
⑨ポートフォリオとデリバディブ取引
以上のセクションの中で、金融資産運用の基本的な仕組みについて学んでいきます。
これらのことを学ぶので、投資の全体像や投資用語の知識を獲得することができます。
「FPはこれらの知識を活用しながら顧客のライフプランの相談に乗るんだな~」
と考えると、やはり、
投資は資産形成の選択肢として全うなんだと感じさせられます。
FPの学習を通して感じたこと
以上がFP3級の学習項目ですが、学習を通して私が個人的に感じたことを書きたいと思います。
①知識より実践
FPの学習を通して、様々な専門用語に出会いましたが、実感としては投資の実践にあまり役立つものではないなと思いました。
やはり、実際に運用してみないと見えてこないものが多すぎます。
自分のお金を運用して、「自分事」にならないと「生きた知識」にならないからです。
私は小学校の教員をしていますが、授業をする際にも、学習内容をいかに子ども達に「自分事」として捉えさせるかが大事だと思っています。
投資に興味がある人は、少額でもいいから始めてみた方がいいと思います。
その中で出てきた疑問について調べた方が効率よく、生きた知識として実践に役立ちます。
少額で運用する方法については、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
②投資の動機付けにはならない
FPの勉強をしたからと言って、「投資を始めよう!」とはならないと思いました。
やはり資格の学問なので、「知識」を学ぶことはできても、投資を推奨するような表現はありませんし、投資で期待されるリターンなどを知ることもできません。
日本人には、投資に対してネガティブなイメージを持っている割合が一定数います。
私は投資を始めている状態からFPの勉強を始めたのですが、そうでない人にとっては、投資のネガティブイメージは払拭できないのかなと思いました。
「投資のリターンの相場」や「投資のイメージを払拭する情報」については、下記の記事で詳しく書いてあるので、参考にしてください。
まとめ
FPとは、金融・経済等の知識を活用して顧客のライフプランニングを行うことのできる資格です。
そのFP資格を取得するためには株式や投資信託等の金融商品について学ぶ必要があります。
お金の専門家が顧客のライフプランニングの際に投資を提案する訳ですから、投資はギャンブルではなく、全うな資産形成の手法だと言えると思います。
投資と言っても色々な種類があるので、中にはギャンブル性が強い投資もあります。それは要注意!!
正攻法的な投資はやはり投資信託になります。
本ブログサイトでも、投資信託を推奨しています。
と、言うわけで、私はこれからも投資を資産形成の1つにしていきたいと思います。
投資は自己判断・自己責任ですが、みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
さいなら~♪
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