「投資」って何から学べばいいんだろう。
初心者向けの投資ってあるのかしら。
本記事では、こういう疑問を解決します。
この記事を書いた人
✔ ゆずの木(@shinTFP1)
✔ インデックス投資歴2年目
✔ 含み益6桁
✔ ファイナンシャルプランナー3級取得
私たちは、学校で投資について学ぶ機会がありませんでした。
ですから、多くの人は投資についての知識がありません。
投資をしている日本人が少ないのも、そういう理由が挙げられます。
しかし、現代の資産形成において、投資は必須になりつつあります。
政府も投資を推奨してますよ♪
とはいっても、投資の知識がないまま投資できませんよね。
今回の記事を読んでいただければ、ズバリ「負けない投資の考え方」が理解でき、投資に対して様々な判断を自分でできるようになっていきます。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
負けない投資の考え方
始めに結論からいきましょう。
ズバリ、投資初心者に伝えたい投資の負けない考え方は次の3つです。
①長期投資
②積立投資
③分散投資
1つずつ解説していきます。
①長期投資
投資は長期で考えることが大切です。
投資家は、企業の成長に期待をして投資をします。
一般的に考えて、企業は何年もかけて成長していくわけですから、数ヶ月で株価が数倍に膨れ上がるということは考えにくいと思った方がいいです。
まれに急成長もあるけど、そういう企業をねらうのは投資ではなく、投機(ギャンブル)に近くなります。それは負ける考え方です。
リターンは長期で考えますが、次の様な社会的要因を受けた場合、株価の下落は一瞬です。
・東日本大震災
・ITバブル
・リーマンショック
・コロナショック
これらの出来事はいつ起こるかだれにも分かりません。
数ヶ月で大きなリターンをねらった場合、このような金融ショックに巻き込まれると資産の多くが失われます。
短期間で稼ぐウマい話はないんやな。
そーゆこと!
でも、次のグラフを見てみて!
これは、S&P500というアメリカの大企業500社を対象に算出した株価指数です。
この指数を見ても分かるとおり、株価は短期的には上下運動を繰り返しながらも長期的には右肩上がりを続けています。
これが長期投資の強みです。
投資はギャンブルではありません。長期スパンでじっくり考えましょう。
んで、長期ってどのくらい?
最低10年。できれば20年~30年。
先ほど紹介したS&P500指数はアメリカの代表的な株価指数ですが、この指数はどんなにリターンの悪い期間を切り取っても15年以上の運用期間があれば元本を割ったことがないという実績があります。
さらに、長期で運用するほど複利の力が効いてリターンが膨らんでいくのです。
長期で考えると経済は成長を続けます。
こう考えることが負けない投資の正攻法です。
②積立投資
負けない投資の考え方の二つ目が「積立投資」です。
株式投資の理想は安く買って高く売ることです。
シンプルですが、これは非常に難しいんです。
人間は欲張りな生き物なので、ついつい安く買おうとしてしまうんですね。
もっと安くなるまで待とう。。。
このように、感情が邪魔して買うタイミングを計ろうとすると、失敗してしまいます。
負けない積立投資は、安く買わなくてもOKです。
毎月「いくら分」買うか決めておくのです。
そして、
安くても高くても、決めた金額を機械的に買う。
そうすることで安いときは多めに買えるし、高いときは少なめに買う。
この買い方を続けていくことで、買ったときの金額は平均化されていき、損失を少なくしてくれるのです。
こういう株の買い方を
「ドルコスト平均法」といいます。
投資は長期で力を発揮します。ここで考える「安い」「高い」は長期で考えれば微々たる誤差です。
難しいことは考えず、毎月コツコツ積み立て、後は時間を味方につけましょう。
③分散投資
投資で負けないためには、1社にゾッコンではいけません。
その1社の株価が暴落したり倒産したりするとあなたも共倒れしてしまうからです。
しかし、複数の株式を保有していれば、例え1社がダメになったとしても、残りの株式が成長してくれたらトータルでリターンを得ることができます。
A社はマイナスなけど、これだとトータルで130円の利益だね。
恋愛に関して浮気はNGですが、投資に関してはたくさん浮気することがあなたのお金を守ってくれることにつながります。
キャ~♥♥♥
負けない投資商品
さて、ここまでを整理しましょう。
負けない投資の考え方は以下の通りです。
①長期投資
↳運用期間が長いほど元本割れの可能性が低くなる。
②積立投資
↳初心者が安く買おうとすると失敗する。
③分散投資
↳リスクを分散させてトータルの利益をねらう。
考え方は分かった!
んで、具体的に何に投資したらいいん?
おすすめは、
ズバリ投資信託
「投資信託」とは、プロが複数の会社を1つのパッケージにして売っている商品です。
名前の通り、「投資を信じて託す」。
投資信託を買えば、その時点で分散が効いています。
さらに、「積立NISA」という制度を活用すれば、ほったらかしにしても毎月コツコツと設定された金額が積立てられます。
あとは、長期間ほったらかしておけばOKです。
これまでの実績でいえば負けることはありません。
もちろん、これは過去の実績であって未来を保証するものではありません。
とはいえ、負けない投資の考え方としては心強い実績であり、数多くの投資家が実践している方法でもあります。
オススメの投資信託
投資信託について補足すると、投資信託とは、プロが選んだ企業の詰め合わせ商品のジャンルを指します。「商品名」ではありません。
つまり、「投資信託」というコーナーがあって、そこに具体的な投資信託商品があるイメージです。
オススメの投資信託商品は、アメリカの企業がパッケージになっている投資信託、あるいは全世界の企業がパッケージになっている投資信託です。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXISシリーズは、低コストが特徴で、どちらも優良ファンドです。
現状、アメリカはAmazon、Apple、Googleなど今をときめくグローバルな企業が世界を席巻し、最強といえるでしょう。
ですので、米国株式は非常に人気です。
一方、全世界株式にも上記のアメリカ大企業は含まれていますし、さらに広く分散されていることから、よりリスクを抑えたい人にとっては選択最有力になるでしょう。
ただ、先述したようにどちらも優良ファンドですので、どちらを選んでも失敗はないでしょう。
まとめ
投資は、欲張った手法を選ぶほどギャンブル性が強くなり、大負けする可能性が高まってきます。
それは
投資ではなく投機(ギャンブル)といいます。
一見、地味かもしれませんが、長期・積立・分散投資によって堅実に資産を増やしていくことが負けない投資の考え方です。
コツコツ資産を増やしていきましょう。
さいなら~♪
コメント